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Scandinavian journal of rheumatology19990101Vol.28issue(3)

全身性エリテマトーデスにおけるCD4+/CD8+ T細胞比とT細胞の活性化との関係

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文献タイプ:
  • Case Reports
  • Journal Article
概要
Abstract

全身性エリテマトーデス(SLE)の患者における、ヒト白血球抗原(HLA)-DR発現によって示される、CD4+とCD8+ T細胞(CD4/CD8比)とT細胞の活性化の比とT細胞の活性化との関係を調査しました。SLE患者では比率が減少し、これがCD8+(ただしCD4+ではない)によるHLA-DRの発現と有意に関連していることがわかりました。これらの発見は、SLEの病因を理解するのに役立つ可能性があります。一部のSLE患者では、CD4/CD8比とHLA-DR発現は、治療効果の良い指標である可能性があります。

全身性エリテマトーデス(SLE)の患者における、ヒト白血球抗原(HLA)-DR発現によって示される、CD4+とCD8+ T細胞(CD4/CD8比)とT細胞の活性化の比とT細胞の活性化との関係を調査しました。SLE患者では比率が減少し、これがCD8+(ただしCD4+ではない)によるHLA-DRの発現と有意に関連していることがわかりました。これらの発見は、SLEの病因を理解するのに役立つ可能性があります。一部のSLE患者では、CD4/CD8比とHLA-DR発現は、治療効果の良い指標である可能性があります。

We investigated the relationship between the ratio of CD4+ to CD8+ T cells (CD4/CD8 ratio) and T cell activation, indicated by human leukocyte antigen (HLA)-DR expression, in patients with systemic lupus erythematosus (SLE). We found that the ratio was decreased in SLE patients and that this was significantly related to expression of HLA-DR by CD8+ (but not CD4+) T cells. These findings may assist in understanding the pathogenesis of SLE. In some SLE patients, the CD4/CD8 ratio and HLA-DR expression may be good indicators of therapeutic efficacy.

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