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FEMS microbiology letters2000Apr15Vol.185issue(2)

Velum酵母に存在する49 kDa疎水性細胞壁のマンノプロテインの同定

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文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

ベータ-1,3-グルカナーゼ処理によって放出されたベルム形成酵母細胞壁成分の分析は、非ベルム形成酵母の分析と比較されました。マンノプロテインのコナ - ペルオキシダーゼ染色によるSDS-PAGE電気泳動およびウエスタンブロッティングにより、ベラム形成酵母の細胞壁に存在する49 kDaマンノプロテインを特定することができ、コントロールにはほとんど見えませんでした。このタンパク質の細胞壁の性質は、非透過性スルホスッ性シミジルジル-6-(Biotinamido)ヘキサン酸試薬との標識によって確認されました。アニオン交換HPLCによるこのマンノプロテインの部分精製とそれに続く表面疎水性の測定により、49 kDaマンノプロテインを含む画分が最も疎水性であることが明らかになりました。細胞表面の疎水性は凝集形成に重要な役割を果たすため、このマンノプロテインはベルム形成に関与している可能性があります。

ベータ-1,3-グルカナーゼ処理によって放出されたベルム形成酵母細胞壁成分の分析は、非ベルム形成酵母の分析と比較されました。マンノプロテインのコナ - ペルオキシダーゼ染色によるSDS-PAGE電気泳動およびウエスタンブロッティングにより、ベラム形成酵母の細胞壁に存在する49 kDaマンノプロテインを特定することができ、コントロールにはほとんど見えませんでした。このタンパク質の細胞壁の性質は、非透過性スルホスッ性シミジルジル-6-(Biotinamido)ヘキサン酸試薬との標識によって確認されました。アニオン交換HPLCによるこのマンノプロテインの部分精製とそれに続く表面疎水性の測定により、49 kDaマンノプロテインを含む画分が最も疎水性であることが明らかになりました。細胞表面の疎水性は凝集形成に重要な役割を果たすため、このマンノプロテインはベルム形成に関与している可能性があります。

Analysis of velum-forming yeast cell wall components released by beta-1,3-glucanase treatment were compared with those of a non velum-forming yeast. SDS-PAGE electrophoresis and Western blotting with ConA-peroxidase staining of mannoproteins allowed us to identify a 49-kDa mannoprotein present in the cell wall of the velum-forming yeast and hardly visible in the control. The cell wall nature of this protein was confirmed by labelling with the non-permeable sulfosuccinimydiyl-6-(biotinamido)hexanoate reagent. A partial purification of this mannoprotein by anion exchange HPLC followed by surface hydrophobicity determination revealed that the fraction containing the 49-kDa mannoprotein was the most hydrophobic. Since cell surface hydrophobicity plays an important role in aggregate formation, it is likely that this mannoprotein is involved in velum formation.

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