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The American journal of gastroenterology2009Nov01Vol.104issue(11)

イソトレチノインは炎症性腸疾患と関連していません:人口ベースの症例対照研究

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文献タイプ:
  • Comparative Study
  • Journal Article
  • Research Support, Non-U.S. Gov't
概要
Abstract

目的:イソトレチノインの使用が大腸炎の発症に関連しているという逸話的な証拠があります。イソトレチノインの使用と炎症性腸疾患(IBD)の発達の間に関連があるかどうかを判断することを目指しました。 方法:マニトバ大学IBD疫学データベースと年齢、性別、地理的居住地と一致するコントロールグループは、1995年に開始された登録簿である州の処方薬登録にリンクされていました。使用は、IBDの両方のケースとコントロールで識別されました。 結果:IBD症例の1.2%がIBD診断前にイソトレチノインを使用したことがわかりました。これは、コントロール(1.1%ユーザー)と統計的に類似していました。これは、IBD(1.1%)の診断後にイソトレチノインを使用したIBD患者の数にも似ていました。潰瘍性大腸炎の前の使用と比較して、クローン病の前にイソトレチノインの使用に違いはありませんでした。 結論:IBDの患者は、診断前に性別、年齢、および地理的に一致したコントロールよりもイソトレチノインを使用した可能性が高かった。急性大腸炎を引き起こすイソトレチノインの逸話があるかもしれませんが、我々のデータは、イソトレチノインが慢性IBDを引き起こす可能性が低いことを示唆しています。

目的:イソトレチノインの使用が大腸炎の発症に関連しているという逸話的な証拠があります。イソトレチノインの使用と炎症性腸疾患(IBD)の発達の間に関連があるかどうかを判断することを目指しました。 方法:マニトバ大学IBD疫学データベースと年齢、性別、地理的居住地と一致するコントロールグループは、1995年に開始された登録簿である州の処方薬登録にリンクされていました。使用は、IBDの両方のケースとコントロールで識別されました。 結果:IBD症例の1.2%がIBD診断前にイソトレチノインを使用したことがわかりました。これは、コントロール(1.1%ユーザー)と統計的に類似していました。これは、IBD(1.1%)の診断後にイソトレチノインを使用したIBD患者の数にも似ていました。潰瘍性大腸炎の前の使用と比較して、クローン病の前にイソトレチノインの使用に違いはありませんでした。 結論:IBDの患者は、診断前に性別、年齢、および地理的に一致したコントロールよりもイソトレチノインを使用した可能性が高かった。急性大腸炎を引き起こすイソトレチノインの逸話があるかもしれませんが、我々のデータは、イソトレチノインが慢性IBDを引き起こす可能性が低いことを示唆しています。

OBJECTIVES: There is anecdotal evidence that isotretinoin use is associated with development of colitis. We aimed at determining whether there is an association between isotretinoin use and development of inflammatory bowel disease (IBD). METHODS: The population-based University of Manitoba IBD Epidemiology Database and a control group matched by age, sex, and geographical residence were linked to the provincial prescription drug registry, a registry that was initiated in 1995. The number of users and duration of isotretinoin use were identified in both IBD cases and controls. RESULTS: We found that 1.2% of IBD cases used isotretinoin before IBD diagnosis, which was statistically similar to controls (1.1% users). This was also similar to the number of IBD patients who used isotretinoin after a diagnosis of IBD (1.1%). There was no difference between isotretinoin use before Crohn's disease compared with its use before ulcerative colitis. CONCLUSIONS: Patients with IBD were no more likely to have used isotretinoin before diagnosis than were sex-, age-, and geography-matched controls. Although there may be anecdotes of isotretinoin causing acute colitis, our data suggest that isotretinoin is not likely to cause chronic IBD.

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