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目的：ヒト角膜の前角間質におけるコラーゲンラメラの構造は、角膜硬直の重要な決定要因であると考えられています。正常なヒト角膜におけるそのようなコラーゲンラメラの3次元構造を調べました。 方法：27の正常なヒト角膜の前部は、Descemetの剥離自動内皮角膜形成術（DSAEK）手術のためにドナー組織から入手し、中央角膜のブロック（〜3 mm四方）を第2高調波発生（SHG）イメージング顕微鏡生成（SHG）によって検査しました。。各角膜をボウマンの層の表面から150μmの深さまでスキャンし、SHG前方信号を収集しました。ボウマンの層（縫合ラメラ）と深さ50または100μmの層の下30μmの深さまで、すぐ下のコラーゲンラメラの角度を測定しました。縫合ラメラの密度と幅も評価されました。 結果：前部間質のコラーゲンラメラは均等に分布し、ランダムに配向されました。ボウマンの層に比べて縫合ラメラの角度は19.19±4.34°（平均±SD）でした。50または100μmの深さのコラーゲンラメラの角度は、それぞれ8.91±2.91および6.91±2.11°でした。縫合ラメラの密度は910.0±480.4/mm（2）であり、その幅は、それぞれボウマン層のすぐ下および30μmの領域でそれぞれ13.14±5.03および7.11±3.00μmでした。 結論：正常なヒト角膜の前方間質におけるコラーゲンラメラは、3次元に織り込まれ、ボウマンの層に密集しています。この構造は、角膜の前部の剛性と曲率に寄与する可能性があります。
目的：ヒト角膜の前角間質におけるコラーゲンラメラの構造は、角膜硬直の重要な決定要因であると考えられています。正常なヒト角膜におけるそのようなコラーゲンラメラの3次元構造を調べました。 方法：27の正常なヒト角膜の前部は、Descemetの剥離自動内皮角膜形成術（DSAEK）手術のためにドナー組織から入手し、中央角膜のブロック（〜3 mm四方）を第2高調波発生（SHG）イメージング顕微鏡生成（SHG）によって検査しました。。各角膜をボウマンの層の表面から150μmの深さまでスキャンし、SHG前方信号を収集しました。ボウマンの層（縫合ラメラ）と深さ50または100μmの層の下30μmの深さまで、すぐ下のコラーゲンラメラの角度を測定しました。縫合ラメラの密度と幅も評価されました。 結果：前部間質のコラーゲンラメラは均等に分布し、ランダムに配向されました。ボウマンの層に比べて縫合ラメラの角度は19.19±4.34°（平均±SD）でした。50または100μmの深さのコラーゲンラメラの角度は、それぞれ8.91±2.91および6.91±2.11°でした。縫合ラメラの密度は910.0±480.4/mm（2）であり、その幅は、それぞれボウマン層のすぐ下および30μmの領域でそれぞれ13.14±5.03および7.11±3.00μmでした。 結論：正常なヒト角膜の前方間質におけるコラーゲンラメラは、3次元に織り込まれ、ボウマンの層に密集しています。この構造は、角膜の前部の剛性と曲率に寄与する可能性があります。
PURPOSE: The structure of collagen lamellae in the anterior stroma of the human cornea is thought to be an important determinant of corneal rigidity. The three-dimensional structure of such collagen lamellae in normal human corneas was examined. METHODS: The anterior portion of 27 normal human corneas was obtained from donor tissue for Descemet's stripping automated endothelial keratoplasty (DSAEK) surgery, and blocks (∼3-mm square) of the central cornea were examined by second harmonic generation (SHG) imaging microscopy. Each cornea was scanned from the surface of Bowman's layer to a depth of 150 μm, and SHG forward signals were collected. The angles of collagen lamellae immediately below to a depth of 30 μm below Bowman's layer (sutural lamellae) as well as of those at a depth of 50 or 100 μm were measured. The density and width of sutural lamellae were also evaluated. RESULTS: Collagen lamellae in the anterior stroma were evenly distributed and randomly oriented. The angle of sutural lamellae relative to Bowman's layer was 19.19 ± 4.34° (mean ± SD). The angles of collagen lamellae at depths of 50 or 100 μm were 8.91 ± 2.91 and 6.91 ± 2.11°, respectively. The density of sutural lamellae was 910.0 ± 480.4/mm(2), and their width was 13.14 ± 5.03 and 7.11 ± 3.00 μm in the region immediately beneath and 30 μm below Bowman's layer, respectively. CONCLUSIONS: Collagen lamellae in the anterior stroma of the normal human cornea are interwoven in three dimensions and adhere densely to Bowman's layer. This structure may contribute to the rigidity and curvature of the anterior portion of the cornea.
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