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Microbiology and immunology2011Dec01Vol.55issue(12)

ダニ媒介性脳炎ウイルスの極東サブタイプのDNAおよびタンパク質ワクチンの針を含まないジェット注射は、マウスの保護免疫を誘発します

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文献タイプ:
  • Journal Article
  • Research Support, Non-U.S. Gov't
概要
Abstract

ダニ媒介性脳炎ウイルス(TBEV)は、ヒトの重度の脳炎を引き起こします。日本の1つの地域では風土病です。ただし、その国では市販のワクチンは入手できません。この日本ベースの研究では、針を含まないインジェクターによって投与されたTBEVのサブウイルス粒子(SPS)の有効性をワクチン候補として評価しました。針を含まないインジェクターによるSPエンコードDNAの接種は、針と注射器によって投与された場合よりも効率的に中和抗体を誘導し、針を含まないインジェクターによって1回投与してワクチン接種したマウスは、TBEVの致死量で挑戦しました。これらの結果は、針を含まないインジェクターによって送達されるSPワクチンがTBEV感染から保護できることを示唆しています。

ダニ媒介性脳炎ウイルス(TBEV)は、ヒトの重度の脳炎を引き起こします。日本の1つの地域では風土病です。ただし、その国では市販のワクチンは入手できません。この日本ベースの研究では、針を含まないインジェクターによって投与されたTBEVのサブウイルス粒子(SPS)の有効性をワクチン候補として評価しました。針を含まないインジェクターによるSPエンコードDNAの接種は、針と注射器によって投与された場合よりも効率的に中和抗体を誘導し、針を含まないインジェクターによって1回投与してワクチン接種したマウスは、TBEVの致死量で挑戦しました。これらの結果は、針を含まないインジェクターによって送達されるSPワクチンがTBEV感染から保護できることを示唆しています。

Tick-borne encephalitis virus (TBEV) causes severe encephalitis in humans. It is endemic in one area of Japan; however no commercial vaccine is available in that country. In this Japan-based study, the efficacy of subviral particles (SPs) of TBEV administered by needle-free injector was evaluated as a vaccine candidate. Inoculation with SP-encoding DNA by needle-free injector induced neutralizing antibodies more efficiently than when administered by needle and syringe, and mice vaccinated with one dose by needle-free injector survived challenge with a lethal dose of TBEV. These results suggest that SP vaccines delivered by needle-free injector can protect against TBEV infection.

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