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Scandinavian journal of pain2016Jan01Vol.10issue()

フィンランド版の翻訳と検証恐怖回避信念アンケート(FABQ)

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文献タイプ:
  • Journal Article
  • Validation Study
概要
Abstract

背景と目的:腰痛(LBP)は、障害を引き起こし、生活の質を低下させる世界的な衰弱の問題です。恐怖回避信念アンケート(FABQ)は、恐怖と回避の信念がLBP関連の障害において主要な役割を果たすという仮定に基づいて開発されました。患者が採点した16のアイテムで構成され、仕事と身体活動に関する恐怖回避の信念のためのサブスコアが含まれています。この研究の目的は、FABQのフィンランド版を翻訳して検証し、LBPのフィンランド患者の間でその特性を測定することを目的としています。 材料と方法:変更された推奨ガイドラインに基づいて、将来の逆方向の翻訳手順が使用されました。FABQは、LBPの66人のフィンランド患者に適用されました。患者はベースラインでFABQに答え、約2週間後に再び回答しました。ベースラインとフォローアップFABQの間のテストREテストの信頼性は、クラス内相関係数(ICC)を計算することにより評価されました。合計とサブスコア内のアイテム間の内部一貫性は、Cronbachのアルファを計算することにより評価されました。ベースラインFABQの項目は、因子分析を使用してグループ化され、FABQ、視覚アナログスケール(VAS)の疼痛強度(VAS)、およびオスウェストリー障害指数(ODI)の相関関係を線形回帰分析を使用して評価しました。 結果:FABQのフィンランド版は正常に適合しました。患者の平均年齢は46歳でした。ほぼすべての患者(97%)がLBPを報告し、ほとんどの患者(76%)は3か月以上続く慢性疼痛、LBPの平均強度はVASで58mmでした。第1回と2回目のアンケートの間のフォローアップ時間は、2日から59日の範囲で、中央値は16日でした。ベースラインとフォローアップアンケートの間の信頼性のICC値は、合計スコア(0.91)と作業サブスコア(0.89)に優れており、身体活動サブスコア(0.73)に適しています。作業に関する項目は、ICC値が0.63〜0.89の範囲で、全体を通して高いまたは優れた信頼性を示しました。身体活動に関連する項目のICC値は0.43から0.66の範囲で、中程度から良好な信頼性を示しています。内部一貫性のためのクロンバッハのアルファは、合計スコア(0.92)と作業(0.89)に優れており、身体活動(0.71)に適していました。最良の因子分析ソリューションは、(1)仕事または(2)身体活動、および(3)仕事に関する恐怖回避の信念により痛みが悪化するという恐怖を特徴とする3つの要因をもたらしました。より高い合計FABQスコアは、より高いVAS(p値0.021)およびODI(<0.001)と有意に関連していました。 結論と意味:専門家委員会は、FABQの適用可能なフィンランド版を成功裏に作成しました。フィンランドのFABQは、LBP患者の恐怖回避行動を評価するための有効で信頼できる手段であり、FABQの他の検証研究に見られるものと同様の特性を持っています。したがって、臨床的および科学的な目的でLBPのフィンランド語を話す患者の恐怖回避行動により、障害のリスクを評価するために使用できます。

背景と目的:腰痛(LBP)は、障害を引き起こし、生活の質を低下させる世界的な衰弱の問題です。恐怖回避信念アンケート(FABQ)は、恐怖と回避の信念がLBP関連の障害において主要な役割を果たすという仮定に基づいて開発されました。患者が採点した16のアイテムで構成され、仕事と身体活動に関する恐怖回避の信念のためのサブスコアが含まれています。この研究の目的は、FABQのフィンランド版を翻訳して検証し、LBPのフィンランド患者の間でその特性を測定することを目的としています。 材料と方法:変更された推奨ガイドラインに基づいて、将来の逆方向の翻訳手順が使用されました。FABQは、LBPの66人のフィンランド患者に適用されました。患者はベースラインでFABQに答え、約2週間後に再び回答しました。ベースラインとフォローアップFABQの間のテストREテストの信頼性は、クラス内相関係数(ICC)を計算することにより評価されました。合計とサブスコア内のアイテム間の内部一貫性は、Cronbachのアルファを計算することにより評価されました。ベースラインFABQの項目は、因子分析を使用してグループ化され、FABQ、視覚アナログスケール(VAS)の疼痛強度(VAS)、およびオスウェストリー障害指数(ODI)の相関関係を線形回帰分析を使用して評価しました。 結果:FABQのフィンランド版は正常に適合しました。患者の平均年齢は46歳でした。ほぼすべての患者(97%)がLBPを報告し、ほとんどの患者(76%)は3か月以上続く慢性疼痛、LBPの平均強度はVASで58mmでした。第1回と2回目のアンケートの間のフォローアップ時間は、2日から59日の範囲で、中央値は16日でした。ベースラインとフォローアップアンケートの間の信頼性のICC値は、合計スコア(0.91)と作業サブスコア(0.89)に優れており、身体活動サブスコア(0.73)に適しています。作業に関する項目は、ICC値が0.63〜0.89の範囲で、全体を通して高いまたは優れた信頼性を示しました。身体活動に関連する項目のICC値は0.43から0.66の範囲で、中程度から良好な信頼性を示しています。内部一貫性のためのクロンバッハのアルファは、合計スコア(0.92)と作業(0.89)に優れており、身体活動(0.71)に適していました。最良の因子分析ソリューションは、(1)仕事または(2)身体活動、および(3)仕事に関する恐怖回避の信念により痛みが悪化するという恐怖を特徴とする3つの要因をもたらしました。より高い合計FABQスコアは、より高いVAS(p値0.021)およびODI(<0.001)と有意に関連していました。 結論と意味:専門家委員会は、FABQの適用可能なフィンランド版を成功裏に作成しました。フィンランドのFABQは、LBP患者の恐怖回避行動を評価するための有効で信頼できる手段であり、FABQの他の検証研究に見られるものと同様の特性を持っています。したがって、臨床的および科学的な目的でLBPのフィンランド語を話す患者の恐怖回避行動により、障害のリスクを評価するために使用できます。

BACKGROUND AND AIM: Low back pain (LBP) is a debilitating problem worldwide causing disability and reducing quality of life. The Fear Avoidance Beliefs Questionnaire (FABQ) was developed on the basis of the assumption that fear-avoidance beliefs play a major role in LBP-related disability. It comprises 16 items scored by the patient and includes sub-scores for fear-avoidance beliefs regarding work and physical activity. This study aimed to translate and validate the Finnish version of the FABQ and to measure its properties among Finnish patients with LBP. MATERIAL AND METHODS: A forward-backward translation procedure was used based on modified recommended guidelines. The FABQ was applied to 66 Finnish patients with LBP. Patients answered the FABQ at baseline and again approximately two weeks later. The test-re-test reliability between the baseline and follow-up FABQ was evaluated by calculating intraclass correlation coefficients (ICC). Internal consistency between the items within total and sub-scores was evaluated by calculating Cronbach's alpha. The items of the baseline FABQ were grouped using factor analysis and the correlations between the FABQ, pain intensity in visual analogue scale (VAS) and Oswestry Disability Index (ODI) were assessed using linear regression analysis. RESULTS: The Finnish version of the FABQ was successfully adapted. The mean age of patients was 46. Almost all patients (97%) reported LBP, most patients (76%) had chronic pain lasting more than 3 months and the mean intensity of LBP was 58mm on VAS. The follow-up time between the first and second questionnaire ranged from 2 days to 59 days with the median of 16 days. The ICC value for reliability between the baseline and follow-up questionnaires was excellent for the total score (0.91) and work sub-score (0.89), and good for the physical activity sub-score (0.73). The items regarding work showed high or excellent reliability throughout, with ICC values ranging from 0.63 to 0.89. The ICC values for the items related to physical activity ranged from 0.43 to 0.66, displaying moderate to good reliability. Cronbach's alpha for internal consistency was excellent for the total score (0.92) and work (0.89), and good for physical activity (0.71). The best factor analysis solution yielded three factors characterized by the fear that pain aggravates due to (1) work or (2) physical activity, and (3) fear-avoidance beliefs concerning work. Higher total FABQ score was associated significantly with higher VAS (p-value 0.021) and ODI (<0.001). CONCLUSIONS AND IMPLICATIONS: The expert committee successfully created an applicable Finnish version of the FABQ. The Finnish FABQ is a valid and reliable instrument for assessing LBP patients' fear avoidance behaviour and has similar properties to those found in other validation studies of the FABQ. Thus it can be used for assessing the risk of disability due to fear avoidance behaviour in Finnish-speaking patients with LBP for both clinical and scientific purposes.

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