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背景:飽和脂肪酸は一般に、健康に有害な影響を与えると考えられています。しかし、最近の研究では、偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸が2型糖尿病と反対の関連を持っていることが示されました。西洋の集団の限られた研究では、循環飽和脂肪酸とアディポカインとの関連性を調べました。これは、グルコース代謝における重要な役割です。 目的:我々は、日本の人口の間で循環レベルのアディポカインを持つ血清リン脂質における飽和脂肪酸との関連を調べました。 設計:20〜65歳の484人の日本人従業員(284人の男性と200人の女性)の間で横断的研究が行われました。リン脂質画分の血清脂肪酸組成は、ガスクロマトグラフィーによって測定されました。血清レプチン、アディポネクチン、プラスミノーゲン活性化因子阻害剤-1(PAI-1)、抵抗性、およびビスファチンは、ルミネックス懸濁液ビーズベースの多重化アレイを使用して測定しました。潜在的な交絡変数を調整して、飽和脂肪酸とアディポカインとの関連を評価するために、複数の線形回帰分析を実施しました。 結果:偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸は、アディポカインと異なる関連していました。より高いレベルの均一鎖飽和脂肪酸(14:0ミリスティック、16:0パルミチン、および18:0のステアリン酸)は、より高いレベルのレジスタイン(傾向= 0.048)およびアディポネクチンのより低いレベル(トレンド= 0.003)と関連していました。対照的に、奇数鎖飽和脂肪酸(15:0のペンタデカン酸および17:0ヘプタデカン酸)は、レプチンとPAI-1との逆関連を示しました(それぞれ、トレンド= 0.048および0.02の場合はP)。ヴィスファチンは、均一および奇数鎖飽和脂肪酸の両方と正の関連がありました。 結論:結果は、偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸がアディポカインプロファイルと異なる関連していることを示唆しています。
背景:飽和脂肪酸は一般に、健康に有害な影響を与えると考えられています。しかし、最近の研究では、偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸が2型糖尿病と反対の関連を持っていることが示されました。西洋の集団の限られた研究では、循環飽和脂肪酸とアディポカインとの関連性を調べました。これは、グルコース代謝における重要な役割です。 目的:我々は、日本の人口の間で循環レベルのアディポカインを持つ血清リン脂質における飽和脂肪酸との関連を調べました。 設計:20〜65歳の484人の日本人従業員(284人の男性と200人の女性)の間で横断的研究が行われました。リン脂質画分の血清脂肪酸組成は、ガスクロマトグラフィーによって測定されました。血清レプチン、アディポネクチン、プラスミノーゲン活性化因子阻害剤-1(PAI-1)、抵抗性、およびビスファチンは、ルミネックス懸濁液ビーズベースの多重化アレイを使用して測定しました。潜在的な交絡変数を調整して、飽和脂肪酸とアディポカインとの関連を評価するために、複数の線形回帰分析を実施しました。 結果:偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸は、アディポカインと異なる関連していました。より高いレベルの均一鎖飽和脂肪酸(14:0ミリスティック、16:0パルミチン、および18:0のステアリン酸)は、より高いレベルのレジスタイン(傾向= 0.048)およびアディポネクチンのより低いレベル(トレンド= 0.003)と関連していました。対照的に、奇数鎖飽和脂肪酸(15:0のペンタデカン酸および17:0ヘプタデカン酸)は、レプチンとPAI-1との逆関連を示しました(それぞれ、トレンド= 0.048および0.02の場合はP)。ヴィスファチンは、均一および奇数鎖飽和脂肪酸の両方と正の関連がありました。 結論:結果は、偶数鎖および奇数鎖飽和脂肪酸がアディポカインプロファイルと異なる関連していることを示唆しています。
BACKGROUND: Saturated fatty acids are generally thought to have detrimental effects on health. However, a recent study showed that even- and odd-chain saturated fatty acids had opposite associations with type 2 diabetes. Limited studies of Western populations examined the associations of circulating saturated fatty acids with adipokines, an important role in glucose metabolism. OBJECTIVE: We examined the associations of saturated fatty acids in serum phospholipids with circulating levels of adipokines among a Japanese population. DESIGN: A cross-sectional study was conducted among 484 Japanese employees (284 men and 200 women) aged 20-65 years. The serum fatty acid composition in the phospholipid fraction was measured by gas-chromatography. Serum leptin, adiponectin, plasminogen activator inhibitor-1 (PAI-1), resistin, and visfatin were measured using a Luminex suspension bead-based multiplexed array. Multiple linear regression analysis was performed to assess the association between saturated fatty acids and adipokines, with adjustment for potential confounding variables. RESULTS: Even- and odd-chain saturated fatty acids were differentially associated with adipokines. Higher levels of even-chain saturated fatty acids (14:0 myristic, 16:0 palmitic, and 18:0 stearic acids) were associated with higher levels of resistin (P for trend = 0.048) and lower levels of adiponectin (P for trend = 0.003). By contrast, odd-chain saturated fatty acids (15:0 pentadecanoic and 17:0 heptadecanoic acids) showed inverse associations with leptin and PAI-1 (P for trend = 0.048 and 0.02, respectively). Visfatin was positively associated with both even- and odd-chain saturated fatty acids. CONCLUSIONS: The results suggest that even- and odd-chain saturated fatty acids are differentially associated with adipokine profile.
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