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Fundamental & clinical pharmacology2019Dec01Vol.33issue(6)

脂質低下薬は白内障のリスクに関連していますか?ファーマコビジランス研究

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文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

一部の報告では、スタチンに関連する白内障の潜在的なリスクに関する懸念を提起しています。しかし、リスクを評価する臨床的および観察研究は、矛盾する結果をもたらしました。脂質低下薬(LLD)の使用は、WHOの個々の症例安全レポートデータベースであるVigibase®を使用して、白内障のリスクの増加に関連しているかどうかを評価しました。1988年1月1日から2018年12月12日までのすべてのレポートで不均衡分析を実行し、45年以上の患者の「白内障」の報告リスクを測定しました。一次分析では、LLDユーザーを非ユーザーと比較しました。いくつかの潜在的な交絡バイアスを緩和するために、少なくとも2つのLLD(ii)と抗糖尿病およびグルココルチコイドと(iii)とロバスタチンとの関連性とレポートを除くいくつかの感度分析を実行しました。また、研究期間を2002年から2012年に制限する年齢のさまざまなクラスに従ってデータを分析しました。白内障に関する14の664の報告を特定しました(LLDユーザーの3 049、女性66%、66±20年)。スタチン(84%、アトルバスタチン、シンバスタチン、ロスバスタチン、ロバスタチン)が主に報告され、その後、フィブラート(5.7%)、ニコチン酸(3%)、胆汁酸隔離剤(2%)、ハーブコレステロールおよびトリグリセリド還元剤(2%)、およびその他(Ezetimibe、PCSK9阻害剤、15%)。LLDユーザーは、非ユーザーよりも報告のリスクが高いことに関連していた(ROR 2.47、95%CI 2.37-2.57)。この関連は、一般的にスタチン、フィブラート、胆汁隔離剤、ニコチン酸、ハーブ薬などについても発見されました。同様の傾向は、感度分析で観察されました(少なくとも2つのLLDを含む報告または75歳以上の高齢患者を除外した後のフィブラートとニコチン酸を除く)。大規模な現実のデータベース(> 1850万のレポート)を使用して、LLDの白内障の信号、特にスタチン、胆汁隔離剤、ハーブ薬物の信号が見つかりました。高齢患者のフィブラートとニコチン酸のシグナルは消失しました。エゼチミブまたはPCSK9阻害剤(EvolocumabおよびAlirocumab)について明確な結論を出すことはできません。これは、主要なLLDにさらされた患者の白内障の病態生理においてコレステロールの減少が重要である可能性があることを示唆しています。

一部の報告では、スタチンに関連する白内障の潜在的なリスクに関する懸念を提起しています。しかし、リスクを評価する臨床的および観察研究は、矛盾する結果をもたらしました。脂質低下薬(LLD)の使用は、WHOの個々の症例安全レポートデータベースであるVigibase®を使用して、白内障のリスクの増加に関連しているかどうかを評価しました。1988年1月1日から2018年12月12日までのすべてのレポートで不均衡分析を実行し、45年以上の患者の「白内障」の報告リスクを測定しました。一次分析では、LLDユーザーを非ユーザーと比較しました。いくつかの潜在的な交絡バイアスを緩和するために、少なくとも2つのLLD(ii)と抗糖尿病およびグルココルチコイドと(iii)とロバスタチンとの関連性とレポートを除くいくつかの感度分析を実行しました。また、研究期間を2002年から2012年に制限する年齢のさまざまなクラスに従ってデータを分析しました。白内障に関する14の664の報告を特定しました(LLDユーザーの3 049、女性66%、66±20年)。スタチン(84%、アトルバスタチン、シンバスタチン、ロスバスタチン、ロバスタチン)が主に報告され、その後、フィブラート(5.7%)、ニコチン酸(3%)、胆汁酸隔離剤(2%)、ハーブコレステロールおよびトリグリセリド還元剤(2%)、およびその他(Ezetimibe、PCSK9阻害剤、15%)。LLDユーザーは、非ユーザーよりも報告のリスクが高いことに関連していた(ROR 2.47、95%CI 2.37-2.57)。この関連は、一般的にスタチン、フィブラート、胆汁隔離剤、ニコチン酸、ハーブ薬などについても発見されました。同様の傾向は、感度分析で観察されました(少なくとも2つのLLDを含む報告または75歳以上の高齢患者を除外した後のフィブラートとニコチン酸を除く)。大規模な現実のデータベース(> 1850万のレポート)を使用して、LLDの白内障の信号、特にスタチン、胆汁隔離剤、ハーブ薬物の信号が見つかりました。高齢患者のフィブラートとニコチン酸のシグナルは消失しました。エゼチミブまたはPCSK9阻害剤(EvolocumabおよびAlirocumab)について明確な結論を出すことはできません。これは、主要なLLDにさらされた患者の白内障の病態生理においてコレステロールの減少が重要である可能性があることを示唆しています。

Some reports have raised concerns regarding a potential risk of cataracts associated with statins. However, clinical and observational studies evaluating the risk led to conflicting results. We assessed whether lipid-lowering drugs (LLD) use is associated with an increased risk of cataract using the WHO's Individual Case Safety Reports database, VigiBase® . We performed a disproportionality analysis with all reports between 1/1/1988 and 12/31/2018 to measure the reporting risk of 'cataract' in patients ≥45 years. Primary analysis compared LLD users to non-users. To mitigate some potential confounding bias, we performed several sensitivity analyses excluding reports (i) with an association of at least two LLD, (ii) with antidiabetic and glucocorticoids and (iii) with lovastatin. We also analyzed the data according to the different classes of age limiting the period of study to years 2002-2012. We identified 14 664 reports of cataract (3 049 in LLD users, 66% women, 66 ± 20 years). Statins (84%, atorvastatin, simvastatin, rosuvastatin and lovastatin) were mostly reported, followed by fibrates (5.7%), nicotinic acid (3%), bile acid sequestrants (2%), herbal cholesterol and triglyceride reducers (2%) and others (ezetimibe, PCSK9 inhibitors, 15%). LLD users were associated with a greater risk of reports than non-users (ROR 2.47, 95% CI 2.37-2.57). This association was also found for statins in general, fibrates, bile sequestrants, nicotinic acid, herbal drugs and others. Similar trends were observed in sensitivity analyses (except for fibrates and nicotinic acid after exclusion of reports with at least two LLD or in older patients ≥75 years). Using a large real-life database (>18.5 million reports), we found a signal of cataract for LLD as a whole and statins, bile sequestrants and herbal drugs in particular. The signal disappeared for fibrates and nicotinic acid in older patients. No definite conclusions can be made for ezetimibe or PCSK9 inhibitors (evolocumab and alirocumab). This suggests that a decrease in cholesterol could be important in the pathophysiology of cataract in patients exposed to the main LLD.

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