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Journal of B.U.ON. : official journal of the Balkan Union of Oncology20190101Vol.24issue(5)

胃腸間質腫瘍患者の新しい予測因子:全身性免疫炎症指数(SII)

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PMID:31786885DOI:
文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

目的:全身性炎症と免疫応答は、腫瘍の予後に関連しています。しかし、胃腸間質腫瘍(GIST)の患者の炎症性指数に関する情報はほとんどありません。この研究では、GIST患者のリンパ球比(NLR)、全身免疫炎症指数(SII)、予後免疫炎症指数(PNI)、グラスゴー事後スコア(GPS)などの炎症指数の予後有意性を決定することを目的としました。 方法:2003年から2018年の間にGISTと診断された45人の患者が研究に含まれていました。臨床病理学的および実験室データに基づいて推定された無増悪生存(PFS)および全生存(OS)に対するNLR、SII、PNI、およびGPSの影響は、Kaplan-MeierおよびCox回帰分析によって評価されました。 結果:NLR、SII、およびPNIの最適なカットオフ値は、それぞれ2.54、940、および37.5でした。低SIIおよびより高いPNI値は、より長いPFSに関連付けられていました(それぞれP = 0.041、P = 0.018)。OSに関しては、NLRが高く、SIIが高く、PNIが低い患者は寿命が短かった。多変量解析では、SIIのみが独立した予後因子であることがわかりました。 結論:GISTの場合、SIIは再発と生存を予測する場合があります。

目的:全身性炎症と免疫応答は、腫瘍の予後に関連しています。しかし、胃腸間質腫瘍(GIST)の患者の炎症性指数に関する情報はほとんどありません。この研究では、GIST患者のリンパ球比(NLR)、全身免疫炎症指数(SII)、予後免疫炎症指数(PNI)、グラスゴー事後スコア(GPS)などの炎症指数の予後有意性を決定することを目的としました。 方法:2003年から2018年の間にGISTと診断された45人の患者が研究に含まれていました。臨床病理学的および実験室データに基づいて推定された無増悪生存(PFS)および全生存(OS)に対するNLR、SII、PNI、およびGPSの影響は、Kaplan-MeierおよびCox回帰分析によって評価されました。 結果:NLR、SII、およびPNIの最適なカットオフ値は、それぞれ2.54、940、および37.5でした。低SIIおよびより高いPNI値は、より長いPFSに関連付けられていました(それぞれP = 0.041、P = 0.018)。OSに関しては、NLRが高く、SIIが高く、PNIが低い患者は寿命が短かった。多変量解析では、SIIのみが独立した予後因子であることがわかりました。 結論:GISTの場合、SIIは再発と生存を予測する場合があります。

PURPOSE: Systemic inflammation and immune response are associated with tumors'prognosis. However, there is little information about inflammatory indexes in patients with gastrointestinal stromal tumor (GIST). In this study, we aimed to determine the prognostic significance of inflammation indexes such as neutrophil to lymphocyte ratio (NLR), systemic immune-inflammation index (SII), prognostic nutritional index (PNI) and Glasgow prognostic score (GPS) in GIST patients. METHODS: Forty-five patients diagnosed with GIST between 2003 and 2018 were included in the study. The effects of NLR, SII, PNI and GPS on progression-free survival (PFS) and overall survival (OS) estimated based on clinicopathological and laboratory data were evaluated by Kaplan-Meier and Cox regression analysis. RESULTS: The optimal cut-off values for NLR, SII and PNI were 2.54, 940, and 37.5, respectively. Low SII and higher PNI values were associated with longer PFS (p=0.041, p=0.018, respectively). In terms of OS, patients with high NLR, high SII and low PNI had a shorter lifespan. In multivariate analysis, only SII was found to be independent prognostic factor. CONCLUSION: In cases with GIST, SII may predict recurrence and survival.

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