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IARC scientific publications19880101Vol.issue(89)

トルエンまたはo-キシレンへの実験的曝露後のヒト尿中の特定のメルカプトゥリアン酸の測定

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PMID:3198206DOI:
文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

ボランティアは、曝露チャンバー内で、それぞれ300 mg/m3および350 mg/m3で4時間トルエンとO-キシレンにさらされました。尿中および尿は、S-Benzyl-N-アセチルシステイン(トルエンメルカプトゥル酸)およびS-(O-メチルベンジル)-N-アセチルシステイン(O-キシレンメルカプトゥル酸)について曝露中および曝露を分析しました。暴露後に尿中に見られるs-(O-メチルベンジル)-N-アセチルシステインの量は、総摂取量の約0.01%未満の代謝収率に対応していました。S-ベンジル-N-アセチルシステインは見つかりませんでした。したがって、トルエンまたはo-キシレンへの曝露後の特定のメルカプトゥル酸の測定は、遺伝毒性モニタリングにほとんど使用できません。

ボランティアは、曝露チャンバー内で、それぞれ300 mg/m3および350 mg/m3で4時間トルエンとO-キシレンにさらされました。尿中および尿は、S-Benzyl-N-アセチルシステイン(トルエンメルカプトゥル酸)およびS-(O-メチルベンジル)-N-アセチルシステイン(O-キシレンメルカプトゥル酸)について曝露中および曝露を分析しました。暴露後に尿中に見られるs-(O-メチルベンジル)-N-アセチルシステインの量は、総摂取量の約0.01%未満の代謝収率に対応していました。S-ベンジル-N-アセチルシステインは見つかりませんでした。したがって、トルエンまたはo-キシレンへの曝露後の特定のメルカプトゥル酸の測定は、遺伝毒性モニタリングにほとんど使用できません。

Volunteers were exposed to toluene and o-xylene for 4 h at 300 mg/m3 and 350 mg/m3, respectively, in an exposure chamber. Urine voided during and after the exposure was analysed for S-benzyl-N-acetylcysteine (toluene mercapturic acid) and S-(o-methylbenzyl)-N-acetylcysteine (o-xylene mercapturic acid). The amount of S-(o-methylbenzyl)-N-acetylcysteine found in urine after exposure corresponded to a metabolic yield of less than about 0.01% of the total uptake. No S-benzyl-N-acetylcysteine was found. Thus, determination of specific mercapturic acids after exposure to toluene or o-xylene can hardly be used for genotoxic monitoring.

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