Loading...
Breast cancer research and treatment2020May01Vol.181issue(1)

維持された絶対リンパ球数は、HER2陰性の進行性乳がん患者におけるエリブリンの再配置を含むエリブリン療法の全生存利益を予測します:単一施設の経験

,
,
,
,
文献タイプ:
  • Clinical Trial
  • Journal Article
概要
Abstract

目的:エリブリンメチル酸(エリブリン)は、HER2陰性進行乳がん(HER2-ABC)患者の全生存率(OS)を改善しました。ただし、OSの改善の根底にあるメカニズムは明らかにされていません。いくつかの報告は、エリブリンが腫瘍微小環境条件付けを介して抗腫瘍免疫を促進することを示唆しています。最近、HER2-ABC患者のエリブリン療法の予測マーカーとして維持されたベースラインリンパ球数が提案されました。ただし、OSとの関連は認められていません。エリブリンを投与されたHER2-ABC患者の好中球とリンパ球の比と絶対リンパ球数(ALC)を遡及的に調査し、さらなるOSの改善のためにエリブリン再配置の有用性を評価しました。 方法:2011年11月から2018年12月の間に静岡がんセンターでエリブリン療法を受けたHER2-ABC患者を遡及的に分析しました。 結果:合計144人のHER2-ABC(108人のエストロゲン受容体陽性[ER+]、36人のER-)患者が同定され、32人の患者(28人のER+、4 ER-)がエリブリンと再採掘されました。ER+サブグループでは、多変量解析により、ALC≥1000/μLおよび再配置がOS(ハザード比[HR] 0.503; P = 0.034およびHR 0.366; P <0.0001)と有意に関連していることが示されました。ALC≥1000/μLは、再配置の唯一の予測因子としても同定されました(HR 0.329; P = 0.033)。対照的に、ERサブグループの多変量解析では、予測マーカーが特定されませんでした。 結論:HER2-ER+ABC患者では、ALCはエリブリン療法の予測マーカーとして特定され、エリブリンの再配置はOSのさらなる改善のための有効な治療オプションと見なされます。

目的:エリブリンメチル酸(エリブリン)は、HER2陰性進行乳がん(HER2-ABC)患者の全生存率(OS)を改善しました。ただし、OSの改善の根底にあるメカニズムは明らかにされていません。いくつかの報告は、エリブリンが腫瘍微小環境条件付けを介して抗腫瘍免疫を促進することを示唆しています。最近、HER2-ABC患者のエリブリン療法の予測マーカーとして維持されたベースラインリンパ球数が提案されました。ただし、OSとの関連は認められていません。エリブリンを投与されたHER2-ABC患者の好中球とリンパ球の比と絶対リンパ球数(ALC)を遡及的に調査し、さらなるOSの改善のためにエリブリン再配置の有用性を評価しました。 方法:2011年11月から2018年12月の間に静岡がんセンターでエリブリン療法を受けたHER2-ABC患者を遡及的に分析しました。 結果:合計144人のHER2-ABC(108人のエストロゲン受容体陽性[ER+]、36人のER-)患者が同定され、32人の患者(28人のER+、4 ER-)がエリブリンと再採掘されました。ER+サブグループでは、多変量解析により、ALC≥1000/μLおよび再配置がOS(ハザード比[HR] 0.503; P = 0.034およびHR 0.366; P <0.0001)と有意に関連していることが示されました。ALC≥1000/μLは、再配置の唯一の予測因子としても同定されました(HR 0.329; P = 0.033)。対照的に、ERサブグループの多変量解析では、予測マーカーが特定されませんでした。 結論:HER2-ER+ABC患者では、ALCはエリブリン療法の予測マーカーとして特定され、エリブリンの再配置はOSのさらなる改善のための有効な治療オプションと見なされます。

PURPOSE: Eribulin methylate (eribulin) improved the overall survival (OS) of HER2-negative advanced breast cancer (HER2-ABC) patients; however, the mechanism underlying the OS improvement has not been clarified. Several reports suggest that eribulin promotes antitumor immunity via tumor micro-environment conditioning. Recently, a maintained baseline lymphocyte count was proposed as predictive marker for eribulin therapy in HER2-ABC patients; however, no associations with the OS have been noted. We retrospectively investigated the neutrophil-to-lymphocyte ratio and absolute lymphocyte count (ALC) in HER2-ABC patients receiving eribulin and assessed the utility of eribulin re-administration for further OS improvement. METHODS: HER2-ABC patients who received eribulin therapy at Shizuoka Cancer Center between November 2011 and December 2018 were retrospectively analyzed. RESULTS: A total of 144 HER2-ABC (108 estrogen receptor-positive [ER+], 36 ER-) patients were identified, and 32 patients (28 ER+ , 4 ER-) were re-administered with eribulin. In the ER+ subgroup, a multivariate analysis showed that an ALC ≥ 1000/μL and re-administration were significantly associated with the OS (hazard ratio [HR] 0.503; P = 0.034 and HR 0.366; P < 0.0001, respectively), and an ALC ≥ 1000/μL was also identified as the only predictive factor for re-administration (HR 0.329; P = 0.033). In contrast, a multivariate analysis in the ER- subgroup identified no predictive markers. CONCLUSION: In HER2-ER + ABC patients, ALC was identified as a predictive marker for eribulin therapy, and the re-administration of eribulin is considered a valid therapeutic option for further improvement of the OS.

医師のための臨床サポートサービス

ヒポクラ x マイナビのご紹介

無料会員登録していただくと、さらに便利で効率的な検索が可能になります。

Translated by Google