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Acta odontologica Scandinavica2021Apr01Vol.79issue(3)

ヒトex-bivo標本における骨ミネラル含有量に対するホルマリンベースの固定方法の効果

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文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

目的:ホルマリン固定ヒトEx-bivo標本の組織病理学は、CBCTやMRIなどの診断指数テストの評価のための参照標準として使用できます。目的は、24時間、ホルマリンベースの溶液に固定されたヒトの元生体骨標本における骨ミネラル含有量(BMC)の変化を、アルコールベースの培地で6か月間貯蔵し、デュアルエネルギーX線吸収測定(DXA)によって評価されることを推定することでした。 方法論:科学のために寄付された人間の視覚下顎からの骨標本(n = 19)が含まれていました。BMCは、固定前(D0)の前にDXAによって測定され、ホルマリンベースの溶液(D1)に浸漬固定を24時間、次に30%エタノールベースの貯蔵培地で6か月間保管中30日ごとに(M1-M6)測定しました。BMCのD0からD1、およびD0からM6への変化が計算され、BMCの平均変化が推定されました。 結果:D0からD1へのBMCの平均変化は-0.73%(95%CI -1.75%; 0.29%)、D0からM6 -1.19%(95%CI -2.14%; -0.23%)でした。 結論:24時間のホルマリンベースの浸漬固定後に、患者のヒト骨標本のBMCの変化は見つかりませんでした。エタノールベースの培地での6か月の貯蔵後、BMC平均1%の損失が検出されました。この範囲では、BMCの変化は臨床的に関連していません。

目的:ホルマリン固定ヒトEx-bivo標本の組織病理学は、CBCTやMRIなどの診断指数テストの評価のための参照標準として使用できます。目的は、24時間、ホルマリンベースの溶液に固定されたヒトの元生体骨標本における骨ミネラル含有量(BMC)の変化を、アルコールベースの培地で6か月間貯蔵し、デュアルエネルギーX線吸収測定(DXA)によって評価されることを推定することでした。 方法論:科学のために寄付された人間の視覚下顎からの骨標本(n = 19)が含まれていました。BMCは、固定前(D0)の前にDXAによって測定され、ホルマリンベースの溶液(D1)に浸漬固定を24時間、次に30%エタノールベースの貯蔵培地で6か月間保管中30日ごとに(M1-M6)測定しました。BMCのD0からD1、およびD0からM6への変化が計算され、BMCの平均変化が推定されました。 結果:D0からD1へのBMCの平均変化は-0.73%(95%CI -1.75%; 0.29%)、D0からM6 -1.19%(95%CI -2.14%; -0.23%)でした。 結論:24時間のホルマリンベースの浸漬固定後に、患者のヒト骨標本のBMCの変化は見つかりませんでした。エタノールベースの培地での6か月の貯蔵後、BMC平均1%の損失が検出されました。この範囲では、BMCの変化は臨床的に関連していません。

OBJECTIVE: Histopathology of formalin-fixated human ex-vivo specimens may be used as reference standard for evaluation of diagnostic index tests like CBCT or MRI. The aim was to estimate changes in bone mineral content (BMC) over time in human ex-vivo bone specimens fixated in a formalin-based solution for 24 h followed by storage in an alcohol-based medium for six months, assessed by dual-energy X-ray absorptiometry (DXA). METHODOLOGY: Bone specimens (n = 19) from human ex-vivo mandibles donated for science were included. BMC was measured by DXA before fixation (D0), after 24 h of immersion fixation in a formalin-based solution (D1), and hereafter every 30 days (M1-M6) during storage in a 30% ethanol-based storage medium for 6 months. Changes in BMC from D0 to D1 and from D0 to M6 were calculated and mean change in BMC estimated. RESULTS: Mean change in BMC from D0 to D1 was -0.73% (95% CI -1.75%; 0.29%), and from D0 to M6 -1.19% (95% CI -2.14%; -0.23%). CONCLUSIONS: No changes in BMC of ex-vivo human bone specimens were found after 24 h formalin-based immersion fixation. After six months storage in an ethanol-based medium, BMC mean loss of 1% was detected. In this range, changes in BMC are not clinically relevant.

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