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婦人科の腹腔鏡手術は、術後吐き気と嘔吐（PONV）の発生率が高い。研究では、低術中末端二酸化炭素（ETCO2）がPONVの発生率の増加に関連しているが、結果は研究の間で一貫していないことを示唆しています。この研究では、全身麻酔下で婦人科の腹腔鏡手術を受けている患者における術中ETCO2とPONVとの関連を調査しました。このレトロスペクティブコホート研究は、京都大学病院で全身麻酔下で婦人科の腹腔鏡手術を受けた患者を対象としています。低ETCO2を35 mmHg未満の平均ETCO2として定義しました。多変数修正ポアソン回帰分析では、術後2日間の低ETCO2とPONVとの関連性と術後の入院期間（PLOS）を調べました。739人の患者のうち、120人（16％）がETCO2が低く、術後2日間に430人（58％）がPONVを発症しました。低ETCO2とPONVの発生率の増加との間には実質的な関連はありませんでした（調整されたリスク比：0.96; 95％信頼区間[CI] 0.80-1.14; P = 0.658）。さらに、低ETCO2と長期PLOSの間に実質的な関連性はありませんでした（PLOSの調整違い：0.13; 95％CI -1.00〜1.28; P = 0.816）。術中低ETCO2、特に35 mmHg未満の平均術中ETCO2であるETCO2は、PONVまたは長期のPLOの発生率の増加と実質的に関連していませんでした。
婦人科の腹腔鏡手術は、術後吐き気と嘔吐（PONV）の発生率が高い。研究では、低術中末端二酸化炭素（ETCO2）がPONVの発生率の増加に関連しているが、結果は研究の間で一貫していないことを示唆しています。この研究では、全身麻酔下で婦人科の腹腔鏡手術を受けている患者における術中ETCO2とPONVとの関連を調査しました。このレトロスペクティブコホート研究は、京都大学病院で全身麻酔下で婦人科の腹腔鏡手術を受けた患者を対象としています。低ETCO2を35 mmHg未満の平均ETCO2として定義しました。多変数修正ポアソン回帰分析では、術後2日間の低ETCO2とPONVとの関連性と術後の入院期間（PLOS）を調べました。739人の患者のうち、120人（16％）がETCO2が低く、術後2日間に430人（58％）がPONVを発症しました。低ETCO2とPONVの発生率の増加との間には実質的な関連はありませんでした（調整されたリスク比：0.96; 95％信頼区間[CI] 0.80-1.14; P = 0.658）。さらに、低ETCO2と長期PLOSの間に実質的な関連性はありませんでした（PLOSの調整違い：0.13; 95％CI -1.00〜1.28; P = 0.816）。術中低ETCO2、特に35 mmHg未満の平均術中ETCO2であるETCO2は、PONVまたは長期のPLOの発生率の増加と実質的に関連していませんでした。
Gynecologic laparoscopic surgery has a high incidence of postoperative nausea and vomiting (PONV). Studies suggest that low intraoperative end-tidal carbon dioxide (EtCO2) is associated with an increased incidence of PONV, but the results have not been consistent among studies. This study investigated the association between intraoperative EtCO2 and PONV in patients undergoing gynecologic laparoscopic surgeries under general anesthesia. This retrospective cohort study involved patients who underwent gynecologic laparoscopic surgeries under general anesthesia at Kyoto University Hospital. We defined low EtCO2 as a mean EtCO2 of < 35 mmHg. Multivariable modified Poisson regression analysis examined the association between low EtCO2 and PONV during postoperative two days and the postoperative length of hospital stay (PLOS). Of the 739 patients, 120 (16%) had low EtCO2, and 430 (58%) developed PONV during postoperative two days. There was no substantial association between low EtCO2 and increased incidence of PONV (adjusted risk ratio: 0.96; 95% confidence interval [CI] 0.80-1.14; p = 0.658). Furthermore, there was no substantial association between low EtCO2 and prolonged PLOS (adjusted difference in PLOS: 0.13; 95% CI - 1.00 to 1.28; p = 0.816). Intraoperative low EtCO2, specifically a mean intraoperative EtCO2 below 35 mmHg, was not substantially associated with either increased incidence of PONV or prolonged PLOS.
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