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Chemical science2024Mar27Vol.15issue(13)

新規O-カルボラニルホウ素化合物への道 - 有機アジドに向けてO-カルボレン融合アミノボランの反応性研究

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文献タイプ:
  • Journal Article
概要
Abstract

ここでは、3つの異なるタイプの有機アジド、すなわちアリール、アルキル、およびシリルアジドに向けて、O-カルボレン融合ビス(トリメチルシリル)アミノボランの反応性研究を報告します。ARN3(AR = 2,6-IPR2C6H4、2,6-C6H3CL2、2,4,6-C6H2BR3、C6F5)との反応により、シリル移民が伴うボリレンBNユニットへのARN3の環境接続が生じました。逆に、BNN3との反応では、BNN3:Borirane 1:2リング膨張生成物のみが得られました。最後に、ME3SIN3との反応により、熱条件下で正式なニトレン挿入積が生成されました。新しく取得されたO-カルボレン融合BN含有ヘテロサイクルはすべて完全に特徴付けられ、これらの置換基に依存する反応のメカニズムをDFT計算を使用して研究しました。

ここでは、3つの異なるタイプの有機アジド、すなわちアリール、アルキル、およびシリルアジドに向けて、O-カルボレン融合ビス(トリメチルシリル)アミノボランの反応性研究を報告します。ARN3(AR = 2,6-IPR2C6H4、2,6-C6H3CL2、2,4,6-C6H2BR3、C6F5)との反応により、シリル移民が伴うボリレンBNユニットへのARN3の環境接続が生じました。逆に、BNN3との反応では、BNN3:Borirane 1:2リング膨張生成物のみが得られました。最後に、ME3SIN3との反応により、熱条件下で正式なニトレン挿入積が生成されました。新しく取得されたO-カルボレン融合BN含有ヘテロサイクルはすべて完全に特徴付けられ、これらの置換基に依存する反応のメカニズムをDFT計算を使用して研究しました。

Herein we report the reactivity study of o-carborane-fused bis(trimethylsilyl)aminoborirane towards three different types of organic azides, i.e., aryl, alkyl, and silyl azides. The reaction with ArN3 (Ar = 2,6-iPr2C6H4, 2,6-C6H3Cl2, 2,4,6-C6H2Br3, C6F5) resulted in the cycloaddition of ArN3 to the borirane BN unit accompanied by silyl migration. Conversely, in the reaction with BnN3, only the BnN3 : borirane 1 : 2 ring expansion product was obtained. Finally, the reaction with Me3SiN3 resulted in a formal nitrene insertion product under thermal conditions. All of the newly obtained o-carborane-fused BN-containing heterocycles were fully characterized, and the mechanism of these substituent-dependent reactions was studied using DFT calculations.

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