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Neurology1996Jun01Vol.46issue(6)

パーキンソン病におけるプロプラノロールによるレボドパ誘発性ジスキネジアの改善

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文献タイプ:
  • Clinical Trial
  • Journal Article
概要
Abstract

パーキンソン病(PD)に苦しんでいる7人の患者は、重度に障害のあるジスキネシアを患っています。パーキンソン病の運動障害を増加させずに、ジスキネシアスコアに40%の大幅な改善がありました。弾道と雑音のジスキネジアは著しく改善されましたが、ジストニアはそうではありませんでした。この研究は、低用量のベータ遮断薬を投与すると、PDのレボドパ誘発性弾道および雑音ジスキネジアが改善される可能性があることを示唆しています。

パーキンソン病(PD)に苦しんでいる7人の患者は、重度に障害のあるジスキネシアを患っています。パーキンソン病の運動障害を増加させずに、ジスキネシアスコアに40%の大幅な改善がありました。弾道と雑音のジスキネジアは著しく改善されましたが、ジストニアはそうではありませんでした。この研究は、低用量のベータ遮断薬を投与すると、PDのレボドパ誘発性弾道および雑音ジスキネジアが改善される可能性があることを示唆しています。

Seven patients suffering from Parkinson's disease (PD) with severely disabling dyskinesia received low-dose propranolol as an adjunct to the currently used medical treatment. There was a significant 40% improvement in the dyskinesia score without increase of parkinsonian motor disability. Ballistic and choreic dyskinesia were markedly ameliorated, whereas dystonia was not. This study suggests that administration of low doses of beta-blockers may improve levodopa-induced ballistic and choreic dyskinesia in PD.

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